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2011年04月27日(Wed): AIAA/SDM学会

Category: General
Time: 18:03
Author: sprout
こんにちは,博士1年になりました井上です.
さて,今年度に入って早速,AIAAの材料・構造系の学会であるSDM学会に行ってきました.場所は米国・コロラド州のデンバーという所です.遅くなりましたが,簡単な旅ログです.

今年はIKAROSセッションが用意されており,IKAROSの成功は世界的にも注目されているようですね!
IKAROSの膜面解析はSPROUT開発においても,解析コードの精度向上などに繋げるための重要な実証例となりました.世界初のソーラーセイルを成功させた開発チームの皆様は,本当に尊敬しています.私たちもSPROUTを成功させ,IKAROS2の開発にも有用な実証や解析コードの開発ができればと思いながら,日々開発しています.

さて,折角コロラドに来たのだし,ちょっと観光です.世界一高いつり橋「Royal Gorge」に行き,米国の広大な自然を楽しんできました.その崖のてっぺんからバンジーで望む景色は最高だったようで,Prof. Mも大変ご満悦なご様子でした.バンジーと言っても,生身で吊りあげられ,振り子の様に楽しむものです.しかし,普通のバンジージャンプをつり橋の上からやったツワモノも世界にはいるようですね.世界は広い.私は400mもの高さのつり橋を歩くだけでも足ががくがくでした...

当のProf. Mの発表は,IKAROSの解析の話にもかかわらずIKAROSセッションではなかったのですが(笑)

IKAROSの方々, つり橋と絶景, つり橋, バンジー
「IKAROSの方々」「つり橋と絶景」「つり橋」「バンジー」


SDM
「ピースするProf. MとMr. Yamazaki」「ツワモノの証」「MBDセッションのProf. M」



by S. Inoue

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Category: General
Time: 08:22
Author: sprout
久しぶりの更新です.今年度のwebを担当するM2亀村です.昨年度の反省も含め,これから更新頻度を上げていきたいと思います.SPROUTの開発風景,研究室の日常,衛星工房の出来事など投稿していきたいと思います.今年度もよろしくお願いいたします.

3月11日以来,ドタバタと過ごしてきましたが,我ら日本大学理工学部は無事に4月2日より新年度を迎えることが出来ました.毎年の事ですが2月・3月の過疎具合に比べて,新入生が一気に雪崩れ込んでくる4月はキャンパスの様子が一変します.いろんなところが混んでいたり,律儀にネックストラップをつけてる人がいたりとかね.(...いや,つけなきゃいけないんですホントは....) ということで,衛星工房も2011年度が始動しました.

衛星工房については,昨年度からご存知の方もいると思いますが,日本大学理工学部は文科省の特色GPの支援を受けて,2007年度から「未来博士工房による自律性と創造力の覚醒」という教育プログラムを実施し,「衛星工房」も,その一環として2008年度に設置されました.現在では「気づかせ教育による社会還元力と学士力保証」というプログラムに至っています.衛星工房では2009年度から「新入生教育プログラム」ということをやっていて,昨年度からは5月~12月までの8ヶ月間で「350mL Cansatを作ることができるようになってもらう」ことを目標にしています.このプログラムは「知識ゼロの新入生がいきなり超小型衛星開発に参加するのは難しい」という経験と「複数人に教える機会を単発にまとめたい」という上級生の感想から生まれたものです.8ヶ月というちょっと長めの期間になりますが,基礎技術をしっかりと身に着けてもらいたいですし,なにより「プロジェクトをやり遂げる」ことを経験してもらいたいと考えています.

前置きが長くなりましたが,何はともあれ新入生を呼び込まないと意味がありません.将来の衛星開発メンバーを獲得すべく,去る4月5日,人力飛行機工房と合同でプレガイダンスを行いました.

約130人を前にするMr. Matoba
緊張気味のM1 Mr. Matoba


衛星工房からはM1 Mr. Matobaが代表して,衛星工房のあらましなど説明しました.ずいぶん前から準備してることもあり,結構まとまったプレゼンでした.航空新1年生約130人を前にしての説明だったので若干緊張気味だったかしら? そして,プレゼンの途中では「上級生の声」ってことで,先輩の2人にご登場願いました.

Mr. Kotani & Mr. Noguchi
徹夜大好き!な先輩方


来てもらったのはB2 Mr. Kotani とB4 Mr. Noguchiで両者とも「衛星工房は楽しいです!」って言ってくれたのはありがたかったのですが,前者の「徹夜大好き!」発言は衝撃でした.後でその場にいた私の同期のTAに「あれで新入生が来るの?」って言われてしまいました.さて,その結果は......次回,スタートガイダンスにつづく.(すいません,このシリーズ,ちょっと続きます.)


by H. Kamemura

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2011年04月28日(Thu): たこやきパーティー

Category: General
Time: 13:30
Author: sprout
こんにちは,博士1年の井上です.
4年生の研究室配属が決まり,SPROUTも新メンバーを迎えました.
4月19日に親睦を深めるためにも,研究室メンバーと,衛星工房の下級生も交えてたこやきパーティーを行いました.
昨年度の忘年会景品のたこやき機と,秘書の山田さんが提供して下さったたこやき機で焼きまくりましたね.生地は小麦粉・卵・冷水・出汁などから作り,具はタコとかチーズとかチョコとかわたぱちとか...やはり手作りだとおいしくて,お酒も進みますね.

最初は丸めるのにも苦労していたのに,コツをつかんで上手く丸め,次第に2層焼き,揚げ焼き,余った材料だけでいい味を出すなどの創意工夫を凝らして良い物になっていく様を見ていると,さすが日本人だな,と日本人の技術に対する向上心に改めて思いを馳せるものでした.この様な向上心が日本の宇宙開発を支えているに違いありません.しかし電子基板製作などで養った手先の器用さや集中力,飲み込みの速さはこんな所にも生きるのですね.一度で二度おいしい(笑)

もちろん,親睦も深まり楽しかったです.またやりましょう!

生地製作,具を切る
「生地製作」「具を切る」

創意工夫,おいしいたこやき,親睦深め中
「創意工夫」「おいしいたこやき」「親睦深め中」



by S. Inoue

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Category: General
Time: 23:48
Author: sprout
M2亀村です.
無事に(?)プレガイダンスを終えた後,同日夕刻にスタートガイダンスを行いました.プレガイダンスはそもそも学科の事務・履修ガイダンスの一環として行われたので,最初から新入生全員がそろってました.しかし,スタートガイダンスには興味が湧いた人のみが集まるようにしたので,何人集まるのかはプレガイダンスの結果次第となります.

夕方,ドキドキしながら教室で待っていましたが,早い段階でチラホラと新入生が現れ,最終的に44人も集合してくれました.M1 Mr. Matobaのプレゼンの勝利ですね.

スタートガイダンスはM1 Mr. Ainouraが担当しました.内容は「新入生教育プログラムについて」です.プレガイダンスの時よりも詳しい説明をカレンダーに沿って行いました.

M1 Mr. Ainoura
Mr. Ainouraの明朗な説明


基本的にプログラムは3つのステージに分けられています.
①講習会:まずは工具の使い方など覚えましょうという勉強会です.最後には確認テストがあります.(5月)
②回路作成課題:講習会で学んだことを実践してみる期間です.PICマイコンの制御を行います.(6月~8月上旬)
③350mL Cansatプロジェクト:Cansatをチーム(6人前後)で製作してもらいます.実験後,反省会を行い,報告書の提出まで行ってもらいます.(8月下旬~12月)

ガイダンスではより細かに説明を行いました.結構てんこ盛りな内容で,ちゃんとやり遂げればかなり充実した8ヶ月間になると思います.

新入生にとって聞きなれない単語もあったりして教育プログラムの内容に面食らった人もいるかもしれません.でも,そこで挫けずに喰らいついてくる新入生が理想かな?と思ったりもしてます.衛星工房は授業でもなく,サークルでもないことが特徴です.つまり義務でもないし,趣味でもないのです.「参加者のヤル気」それだけで成り立っています.新入生もそこは段々と確実に感じ取ってもらいたいです.

その空気を感じ取ってもらうのに手っ取り早いのが毎週の定例会議の「衛星工房ディスカッション」です.スタートガイダンスではとにかくディスカッションへの参加を促して解散しました.解散後は歴代CansatやSEEDSのEM(地上試験モデル)を前にして質問攻めにあったり,履修計画の相談に乗ったりと,しばらくにぎやかに過ごしました.さて,どれだけの人がディスカッションに足を運んでくれたのか……次回,衛星工房ディスカッションにつづく.



by H. Kamemura

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2011年04月29日(Fri): G2ミーティング初め

Category: General
Time: 23:59
Author: sprout
こんにちは,博士1年の井上です.
4月23日は,SPROUTなどの宇宙実証に関する宮崎研の研究グループG2のミーティング初めでした.
宮崎研では研究テーマが今年度はG1~G4の4つに分類され,G2は膜面構造物を宇宙で実証するための,超小型衛星システム構築法,超小型衛星の姿勢決定・制御法,実証機そのものであるSPROUTの複合膜面構造物の設計・開発などといった技術確立を研究するグループです.SPROUT開発はこのグループに関係するものです.
グループメンバーは宮崎先生,荒木(研究員),山崎(D3),井上(D1),亀村(M2),間戸場(M1),田中・高草・松田(B4)の9名です.

M1,B4の修論や卒論の方針・研究背景などを話しました.発表者は3名.
1人目の間戸場君は宇宙で撮影した膜面のカメラ画像を解析して実験や解析の評価に必要なデータを取る為の,画像解析に関する研究で,SPROUTでもカメラ開発を担当しており,SPROUTが打ち上がったらそのデータから解析を行い,衛星のカメラ及び構築する画像解析手法の評価を行う感じです.
2人目の荒木さんは,SPROUTに搭載するガスカートリッジや配管,SMAの設計を担当しています.SMAとはカートリッジに穴を開けてガスが注入できるようにするための針を持った機構のことで,爆発の危険性も考慮すべきカートリッジをあらかじめ地上で開けた状態にして打ち上げるのは危険なため,密封状態で打上げ,軌道に乗ってから穴を開けられるように搭載している装置です.また,ガスを用いるミッションであるSPROUTでは真空環境下でのガスリークがコンタミやチューブの展開形状に対し悪影響を及ぼすので,リークを許容範囲内に収める設計を行っています.
3人目の田中君は,SPROUTの姿勢決定・制御システムを担当しており,制御アルゴリズム構築やその実装,磁気トルカの設計・製作,ジャイロセンサ,地磁気センサ,サンセンサの設計・製作,地上試験による性能評価及び他システムへの磁気干渉などの影響調査と対策などを行います.特に,複合膜面構造物を展開した状態での姿勢がどうなるか,制御をどのようにどれくらいするのかが,複合膜面構造物の実用化に向けて実証すべき大きな課題であり,これらが宇宙で実験できればデオービットの軌道計算の精度向上や制御アルゴリズムの構築にとって有用なデータがとれるはずです.即ち,目指すところは複合膜面構造物の動解析,姿勢・電力・軌道のシミュレーションを相互に活用できるようなシミュレータ構築です.難しいテーマですが, Prof. Mが用意した研究ミーティング資料のフォーマットを無視できる,田中君の度胸と自由さと大胆さをもってすれば必ずやり遂げられると信じています(笑)

間戸場君の発表資料,荒木さんの発表資料,田中君の発表資料
「間戸場君の発表資料」「荒木さんの発表資料」「田中君の発表資料」



by S. Inoue

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Category: General
Time: 22:04
Author: sprout
M2亀村です.
衛星工房ディスカッションは衛星工房メンバー全員が集まる唯一の定例活動です.プロジェクトごとの活動報告を基に,みんなで悩みあい,指摘しあい,議論しあいという感じです.昨年度は毎週火曜日に行っていましたが,今年度からB4の必修科目が同じ時間に入ってしまい,多少の混乱が有りましたが,毎週金曜日に引越しました.スタートガイダンスの予告どおりにならなかったのが大きな反省です.しばらくの間,メンバーには,予定の組み替えが大変だと思いますが,協力をお願いしているところです.

基本,M2亀村が司会を担当しています.前日までにプロジェクトごとに資料を提出してもらい,当日スクリーンに映し出しながら進行していきます.

挙動不審!? 亀村
衛星工房ディスカッション


最近はメンバーの自己紹介を挟みつつ,このような流れになっています.
①スケジュール・イベント確認
②B4 -Cansat- チームA
③B4 -Cansat- チームB
④B3 -Cansat- Genesis (ジェネシス)
⑤SEEDS
⑥SPROUT
⑦全体連絡(注意事項等)

6月頃になればB1にも回路作成課題からの報告をしてもらう予定です.ちなみに,B2のみなさんはそれぞれプロジェクトを模索中みたいです.チラホラと面白そうな企画が上がっているようです.(…にしても,そろそろディスカッションにぶつけてみませんか?)

そして,新入生はというと,4月中のディスカッションには20名程度が出席していました.スタートガイダンスよりも独特な用語が飛び交うディスカッションは,かなりハードルが高くなって,またもや面喰ってしまったかもしれませんが,前回で書いたように喰らいついてきてほしいですし,「1年後,こんなことしゃべれるようになれるのか!」って感動もしてほしいですね.

以上,結構慌ただしく過ぎ去った4月でした.さて,早くも教育プログラム1stステージ講習会シーズンがやってきます.次からのシリーズは,それぞれの講習会のレポートを綴っていきたいと思います.講習会を担当する院生一同,ドタバタと準備の真っ最中です.乞うご期待!?



by H. Kamemura

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Category: General
Time: 23:23
Author: sprout
こんにちは,博士1年,GSNアウトリーチ部門担当の井上です.
GSNアウトリーチイベント第2弾です.今回GSNの衛星受信実験をイベントとして採択して下さったYuri’s Nightは,世界的な宇宙祭典で,ガガーリンの宇宙遊泳成功から今年はちょうど50年,記念すべき年でした.
今回もGSNは手作り八木アンテナの製作と人工衛星からの受信実験という内容でやらせて頂いたのですが,補足したのは東京工業大学さんが開発されたCUTE IのCWでした.アウトリーチイベントでSEEDSのデジトーカ以外を受信したのは今回が初めてで,CWが聞こえた時は嬉しかったですね.特にCWはどの大学の衛星も出力Wが小さく,しかも帯域幅が狭いので,トラッキングが難しいのでは?と懸念していただけに,喜びと同時に驚きでした.

今回は,東京工業大学の石坂君に本イベントのGSN側の代表者として先導して頂きました.実はこれまでこうしたアウトリーチイベントは日大が行っていたものなのですが,GSNにも展開し,各局が宇宙教育のための題材として開発した衛星を利用するためのノウハウの一つとして提案させていただいたものです.石坂君の高い責任感と遂行能力のお陰で,イベントはスムーズに進み,大成功.きちんと皆CWを受信でき,参加者のお子さんや保護者の方々も喜んでおられました.なんと,東工大での予備実験でも成功した試しがなかったようで,ほっと一安心,やはり衛星は本番に強いね,という感じです.GSNアウトリーチ担当としても,他大学の方にイベントを先導して頂き,成功を収めることができたことは,これからのGSNアウトリーチの体系化という目標にとって,大きな成果と捉えています.

講師陣は,GSNの古株の皆様で,久しぶりにお会いできた方もいました.石坂君,新宅君,神宮君@東工大,三川さん・末広君・滝澤君@東大,松本君@電機大,鶴田さん@東大超小型衛星センター,亀村君・井上@日大,それに,日大の講師補佐として荒木さんとB1の金子君というメンバーでした.個人的には石坂君と鶴田さんのしゃべりの上手さは感動ものでした(笑)金子君はこの4月に入学したばかりの衛星工房の学生ですが,他大のすごい方々と一緒にやれて,勉強になりましたよね.石坂君はじめ皆様,本当にありがとうございました,お疲れ様でした.

石坂君の講義,CUTEの説明,SEEDSの説明,アンテナ製作
「石坂君の講義」「CUTEの説明」「SEEDSの説明」「アンテナ製作」

アンテナでトラッキング,無線機でドップラ調整,記念撮影
「アンテナでトラッキング」「無線機でドップラ調整」「記念撮影」



by S. Inoue

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