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2014年12月04日(Thu): 宇科連とUNIGLO

Category: General
Time: 11:56
Author: sprout
こんにちは,M1の大日向です.12月ということで,クリスマスムードが少しずつ高まってきて,わくわくしてきましたね.
今回は11月12~14日に開催された「第58回宇宙科学技術連合講演会」で発表してきたことと,11月18~20日に開催された「第2回UNISEC-Global Meeting」に運営側として参加してきたことについて少し書きたいと思っています.

【第58回宇宙科学技術連合講演会】
今回の宇科連は長崎で開催されました.長崎について,まず初めに驚いたことは路面電車が走っていることです!
路面電車

路面電車(あまり綺麗な写真は取れなかったです...)

宇科連

宇科連

僕は,「複合膜面構造物展開実証衛星「SPROUT」の運用速報及び今後の計画」という題目で発表してきました.学会期間中は,僕自身,超小型人工衛星の姿勢決定・制御が専門であるため,姿勢決定・制御関係のセッションにずっと居座り,様々な面白い研究を聞いてきました.そこでは,本当に皆さん高度で面白い研究をしていて,かなり刺激を受けた学会となりました.(これからはリアクションホイールやCMGも使ってみたいなぁ...って思いました)

オマケ「僕になついてくる猫」
ねこ

長崎では,人懐っこい猫が多いんです.


【第2回UNISEC-Global Meeting】
UNISECの大きなイベントの一つであるUNISEC-Global Meetingに運営側として参加しました.場所は九州工業大学だったのですが,ここはやっぱり試験設備がすごかったです!(真空槽だけでも7台,8台...?一体いくつあるのでしょうか...)
UNIGLO会場

UNISEC-Global Meetingの会場(九工大)

集合写真

集合写真

これは急に10月末ぐらいに参加することが決まって,かなり慌てたこともありましたが,何とか当日はステージ係として職務を果たせたのかなと思っています.ステージ係とは,ステージ前で発表者の方の対応をしたり,発表者の方に残り時間を伝えたりするポジションです.
今回の期間で,僕の語学力の無さが露呈してしまって,英語の勉強はしなくてはと決心致しました.(UNISECの他の方々は本当に英語が流暢な方が多くて恐ろしかったです...)

オマケ「巌流島と小倉城」
巌流島の決闘小倉城

巌流島の決闘と小倉城

ここ最近は色々なことがあって忙しい日々を過ごさせて頂きましたが,年末に向けてもうひと頑張りしていきたいと思います!
次はM1の井上君お願いします.

2014年12月10日(Wed): 未来博士工房成果報告会

Category: General
Time: 18:28
Author: sprout
こんにちは.お久しぶりです.修士1年の井上です.
年末に向けて周りが慌ただしくなり始めましたが,皆さまどうお過ごしでしょうか.
今回は11月29日(土)に開催された未来博士工房の成果報告会について少しお話したいと思います.
発表の前に研究施設紹介ということで,テクノプレースにあるクリーンルームと大型真空槽の紹介を校友の皆さまにいたしました.
施設の紹介よりもSPROUTのEMを見せながら実際に軌道上にいる衛星がどんなミッションをするのか,どうやって膜展開をするのかなど
衛星本体の話がほとんどになったなと思います.
来年は完全にSPROUTは運用の年となるので地上局の紹介がいいのかなと思いました.
クリーン大型真空槽

紹介したクリーンルームと大型真空槽

その後成果報告を行いました.衛星工房はSPROUTの打ち上げに至る準備とか当日の動き,現状の運用状況等話しました.また今年も行っている新入生教育についても報告しました.
9つの工房の報告内容は様々でとても興味深かったです.
衛星工房人力飛行機工房

懇親会でもお話がありましたが,やってきたことを伝えるのではなく,伝えたいことを伝えられるようにならなくてはと実感しました.短い時間の中で簡潔にまとめて話せるようにならないといけませんね.

年末に向けてイベントが多く発表の機会も多くなるので,場数を踏んで簡潔な発表をできるようにしていきたいです.
次はM1の丸木君お願いします.

Category: General
Time: 07:41
Author: sprout
こんにちは.
修士1年の丸木です.

去年卒業された嶋崎さん,村田さんと共に,昨年,無重力実験コンテストに参加したのですが,先日その報告会がありました.ちなみに,実験の主なテーマはSPROUTの膜面展開です.(実験スペースが限られていて,小さなモデルでの膜面展開でした.)

報告会は2回ありまして,マイクログラビティ応用学会in姫路,APRSAFin日本科学未来館館ということで,自分にとって,前者は初めてのポスターセッション,後者は初めての英語による口頭発表であり,しかも2つの報告会の間は1週間ということで…緊張感と危機感との闘いでした.
マイクログラビティ応用学会ではポスターセッション形式の発表で,宇宙飛行士の毛利さんにも見て頂きました!

イーグレ姫路ポスターセッション

今回のポスターセッションでは,SPROUTの膜面展開のように構造物を扱った研究は少なく,主には微小重力下での結晶の精製の成果やその製法の技術向上に関することが多かった印象でした.また,「きぼう」日本実験棟を用いた実験結果を発表しているところなどがありました.

そして,空き時間を使い姫路城や隣接する庭園を散策しました.お城は残念ながら工事中ということで,本丸の中には入れませんでしたが,庭園の方はちょうど紅葉のシーズンだったため,見事な景色を見ることができました.こういう景色って今までちゃんと見たことがなかったので,正直CGなのかと思ってました...

姫路城

姫路城西の丸

好古園

続いて,APRSAFでの発表についてご報告なのですが,その前にAPRSAFとは…the Asia-Pacific Regional Space Agency Forumの略で,その名のごとくアジア地域内での宇宙開発に関する取り組みや,国家間での協力した成果の発表が行われていました.
そのため,周りが外国の方ばかりで,受付からすでに冷や汗モノでした.僕の口頭発表のセッションは教育に関するセッションでした.先程のマイクログラビティ応用学会でも取り上げられていたのですが,微小重力実験を教育の目的にも活用していこうという狙いがあるようです.そのため,発表内容に関して鋭い質問が飛んでくるということは無く,暖かな視線に見守られながら?の発表でした.
そのセッションの発表っであったのは,教育に用いる教材の話として,ローバーのキットの売り込みや,地球や月の大きさを模型を使って体感できるような授業の例がありました.他にも,自国の宇宙開発に関するPVを流している方や,web上で季節ごとの太陽と地球の位置関係などを遊んで学べるツールの紹介など,様々な発表が行われていました.

APRSAF受付教育セッション

また発表の日はちょうどはやぶさ2の打ち上げで,開催地が科学未来館ということもあり,パブリックビューイングが開催されていました.打ち上げの延期がこのような形で影響してくるとは…

はやぶさ2打ち上げパブリックビューイング

そしてAPRSAFが終わると,その週の土曜日には日本大学理工学部の学術講演会がありました.発表内容はSPROUTの運用状況ということで,おおよそのパワポはあったのですが,こちらも含めて大変な2週間となりました.
 去年の無重力実験コンテストから思えば,本当に貴重な経験をたくさんできました.僕を誘ってくれた嶋崎さん,村田さんには大変感謝しております.


ここまで長文にお付き合いくださり,誠にありがとうございます.
次回のスプログはM2の藤原さん,よろしくお願いします.

2014年12月24日(Wed): 膜面展開ミッションに向けて

Category: General
Time: 23:10
Author: sprout
こんにちは.
修士2年の藤原です.

今年もあと残すこと7日となりました.
その中でSPROUTメンバーは,2月に行うメインミッションに向けて着々と準備を進めています.
メインミッション準備の中には,実際の軌道を模擬した試験などもありますが,その他にメインミッション時のコマンドはどのタイミングでどんなコマンドを送るか決めるミッションシーケンスを決めることもメインミッションの準備の内の一つです.
ここでのミッションシーケンスとは,ミッション時にどのようなコマンドを送り,そのコマンドの結果どのような挙動が出るか最悪のパターンも考えすべて洗い出し,このアウトプットが反ってきたら,この運用ではこのコマンドを送るなどミッションで想定されるすべてのパターンに対してどう対処していくか決めておくのがミッションシーケンスです.
SPROUTメンバーでは,以下の図のようにフローチャート式ですべてのパターンを洗い出していきます.

ミッションシーケンス


このように洗い出していくことで運用上での危険を洗い出していけるのでその対処法を事前にEM機などで試験しておくことができます.
このようにミッションシーケンスを決めることは,打ち上げ前に決めておくものですが,実際運用してみると打ち上げ前では考えきれなかったことなどが洗い出されてくるのでよりミッションを成功に近づけるために打ち上げ後も考えなおしています.
今後の予定としては,今現在すでに洗い出されている膜面展開ミッション前にやらなくてはいけない試験を行いつつ,その裏で年内までに最終的なミッションシーケンスを決めあらゆる状況下に陥ってもミッションを成功に導けるようにしたいです.

次は,M2の吉野君お願いします.