磁気トルカ

こんにちは.そして初めまして.
SPROUTのADC班担当の多羽田(タバタ)です.
ADC班としては初めてのすぷログの書き込みなので,今日はSPROUTの姿勢決定制御系についてちょこっと説明したいと思います.

SPROUTでは,SEEDSにはなかった姿勢決定制御系(Attitude Determinant and Control system)(以下ADC)を搭載することになっております.
ADCの主な役割は2つ

  ・人工衛星のセンサデータから拡張カルマンフィルタを用いて姿勢決定をすること.
  ・姿勢決定したデータから,磁気トルカを用いて姿勢制御をすること.

これらの動作が確実にできるように,ADC班として日々開発に取り組んでおります.

【拡張カルマンフィルタとは?】
拡張カルマンフィルタとは,取得したセンサデータからノイズを除去し,衛星の正確な姿勢を推定するフィルタであるカルマンフィルタを応用したフィルタです.拡張カルマンフィルタはカルマンフィルタと違い,非線形のシステムにも応用できるということで,最近では日常のいろんなシステムに使われているみたいです.

【磁気トルカとは?】
磁気トルカとは,超小型人工衛星によく用いられるアクチュエータの一つで,簡単に言うとでっかいコイルです.このコイルが発生させる磁気と,地球の磁気とを反応させて方位磁石の針のように姿勢を変える,というものです.ADC班では,この磁気トルカを自作し,SPROUTに搭載させる予定です.


試作は地道にまきまき・・・・・・


12月中旬には,いくつか試作した磁気トルカを,東海大学の白澤先生の御協力のもとで計測実験をする予定です.次のスプログでは,その計測実験について触れられるといいですね.

寒くなってきて,研究室のメンバーも風邪でダウンする人もでてきているので,みなさんも気をつけてください.

by S.Tabata

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