寒さに負けて,マフラーを押し入れから引っ張り出してきましたB4福島です.

先週末から我が校舎では学園祭が開催されていました.
宮崎研究室メンバーは学祭を楽しむ学生を尻目に,屋台で買った焼きそばを研究室で食べるだけで終わりました.
これもまた青春の1ページ.....


私は,SPROUT開発において,Mr.Takasaki同様,分離機構開発を担当しています.
前回の記事ではナイロン線の伸び試験についての内容でしたので今回はナイロン線を切断するニクロムコイルについて書こうと思います.

ニクロムコイルに電流を流し,加熱してニクロムコイルを焼切る仕組みです.

コイル
こんなかんじ・・・



コイルへのはんだ付けがほんの少しずれるだけで抵抗値が変わってしまい,ナイロン線が焼け切れる時間が変わってしまいます.
さらに,宇宙空間での確実な何秒以内の切断を目標にした,真空かつ-30℃程度の低温状態での安定動作が要求されます.

真空状態での熱伝達はどうなの? 低温でも大丈夫?

コイルの大きさ,巻き数を微妙に変えたり,断熱材の入れてみるといった調整作業が続いております...




SPROUTはそろそろ環境試験を迎えます.
SPROUT_EM君にとっては初めての大学外施設への遠征です.
かわいい子には旅をさせろ....ではありませんが,SPROUT_EM君には今後,真空,低温,高温と過酷な試練が待ち構えています.
旅の無事を祈りつつ,今回の投稿を締めさせていただきます.

次回は,B4 Mr.Ueharaによる楽しい更新でお送りいたします.