【SPROUT打ち上げまで40日です!】
皆様,こんにちは.
今年は衛星工房に何人入ってくれるか期待と不安が入り混じる修士2年の三田です.
すっかり春らしい温かい季節となりました.といってる間に最近は桜の散るのを見て寂しい感じも致します...

あと1ヶ月+αで打ち上げということで,これから連日皆様にSPROUTを知ってもらい,打ち上げの時にはSPROUTマスターになってもらおうと思い更新していきたいと思います.
今日は簡単にですが,SPROUTの概要と思い出を三田が語りたいと思います.


SPace Research On Unique Technology,通称SPROUTは一辺20[cm],重量はおおよそ6.7[kg]の立方体です.SPROUTには「芽を出す」,「急速に成長する」といった意味があります.SEEDSで蒔いた種がSPROUTで芽を出す.ロマンチックですね.そんなSPROUTの内部のシステムはバス部と呼ばれる電源や通信,データ処理を行うシステムとミッション部と呼ばれる姿勢決定・制御系や複合膜面展開系,アマチュア無線系に分かれています.各システムの説明はおいおい更新していきたいと思います.SPROUTのミッションは宇宙空間でインフレータブルチューブと膜面からなる複合膜面の展開をメインとしております.20[cm]の立方体から約1.5[m]の正三角形の膜面が産声をあげます.また,SPROUTでは日大のアマチュア無線技術向上のため,SPROUTを通じてアマチュア無線家の方と技術交流をすることで,私達の無線通信技術の訓練を行っていきたいと思っております.デジトーカやSSTV,そしてカメラのシャッター権解放を行っていきます.

複合膜面展開


また,SPROUTではロケットから分離される機構,通称N-PODを自作しております.SPROUTは,従来のCubeSat Projectでの標準規格である10[cm]立方ではなく,20[cm]であること,さらには自作することで衛星自体の設計要求を軽くすることを狙いとしています.N-PODは蓋が展開することで,収められていたバネによって飛び出す,いわゆるびっくり箱方式で宇宙空間に展開されます.そんなSPROUT,N-PODのフライトモデルが以下の写真です!!

SPROUT

N-POD


最後に閉じるのが近づいていくうちに「あとSPROUTに触れるのは何回なのかな...」とか考えたりして寂しい気持ちがありました.きっとSPROUTもそんな気持ちで駄々をこねていたと思います.子離れ出来ない親の気持ちはこんな感じなのかなと思った23歳の春でした.もうこの目で見ることのないSPROUTですが,宇宙から電波を届けてくれるよう祈る日々です.

明日はアマチュア無線ミッションについて修士2年上原が登場します!
SPROUT CAM班 Mita