【SPROUT打ち上げまで22日です!】
皆様,こんにちは.
修士2年の三田です.
SPROUTマスターになろう!
本日はデータ処理系の設計についてご紹介します!

皆様お気づきかと思いますが,SPLOGでのSPROUT紹介では番号がついていたのです.
No.0は概要
No.1はアマチュアミッション
No.2は膜面展開ミッション
No.3は姿勢決定・制御ミッション
といった感じで...
そして現在のNo.4は衛星の設計について書いてきております!
SPROUTの全体システムから始まり,各サブシステム設計と説明してきました.
それではデータ処理系の設計について説明致します!
SPROUTのミッションである膜面展開,姿勢制御,アマチュアミッションはINF,ADC,CAMなど色々なシステムがセンサデータや画像を取得しております.そのセンサデータや画像,さらにはハウスキーピングデータ(衛星の状態を表すデータ)を処理しているのがCDH(データ処理システム)になります.CDHで各システムが取得したデータを受け取り,メモリに保存し,送信機にデータを送ることを目的としています.また,FMRが地上局から受信したコマンドを各種サブシステムに命令送信する役割も担っています.
データ処理系システムでは衛星時間をカウントするRTCシステムも搭載しています.RTCでは衛星放出後からの衛星の時間を計測し,さらにはSPROUTに搭載されている全MPUのリセット回数を数えることをしています.各システムの繋がりは全体システムの回を参照して頂ければと思います.
SPROUTでは各系のシステムが専用のFEPROMを搭載しています.各システムが直接ダウンリンク出来るわけではないため,各システムで取得したデータをダウンリンクする際にはROM間のデータ移動が必要となります.

ROM通信


CDHには工学ミッションを行うCDH1とアウトリーチミッションを行うCDH2と2つのデータ処理システムがあります.2つのシステムはデータ処理を行う意味では同じなのですが,CDH1では9600bpsでのダウンリンクが可能であったり,CDH2ではデジトーカやSSTVといったようにCDH1,2それぞれにユニークな機能が搭載されています.データ処理系に共通していることはアップリンクからダウンリンクまでを管理しています.
①地上局よりコマンドをアップリンクする.
②FMRにてコマンドを受信する.
③CDHがコマンドを判別,コマンドに応じて各マイコンに命令を送る.
④CDHがダウンリンクコマンドを受け取った場合は,FM送信機よりデータを送信する.
といった具合にデータ処理がなされています!

一連の流れ


各システムが取得したデータを地上に送るデータ処理システムの簡単な説明でした.
明日はNo.4の最後,インヒビット設計について修士2年吉野が説明します!
SPROUT CDH班 Mita