皆さま,こんにちは!
気づけばSPROUT打ち上げまで2週間となってしまいました...
月日が経つのは早いなと感じている修士2年三田です.
SPROUTマスターになろう!本日は通信試験について紹介します!

SPROUTが宇宙空間に放出されると高度650km付近を周回することになります.放出された衛星が地上と正確に通信出来るかを宇宙でいきなり実証するわけにもいかないので,通信試験で日大局と距離が離れた場所で正確に通信出来るかを確認します.
通信試験では地上局からのアップリンク,CW通信・FM通信でのダウンリンクが行えることを目的としています.さらにはデコード率の確認やSPROUTの工学ミッションである膜面展開によって通信に影響がないか確認を行います.

地上システム


SPROUTの通信試験では正常にダウンリンクすることができました.また,膜面が展開後も地上局からのアップリンク・ダウンリンクが正常に出来たことを確認しました.SPROUTマスターに近づいてる皆様は画像が2枚目のダウンリンク画像ということがわかっていると思います!

SSTV画像


電波を使った通信では通信間の距離や周波数に応じて電波の強度に損失が生じます.宇宙からの通信でも,地上で行う実験にしても電波が進む大気では非常に減衰・吸収(または錯乱)されやすいことが上げられます.さらに宇宙にある実機の衛星とは異なり大地反射波による損失も考えれます.
SPROUTの通信試験では問題なく送受信出来たのですが,たまにデコードが出来なくなる時があります.実際,日本大学が開発したSEEDSでも違法無線やノイズの影響でデコード出来ない時もあります.調べてみますとエラー原因となるノイズや損失には多々あるのです.

エラー原因のノイズ



2週間後にはSPROUTが正常に電波を宇宙に届けてくれると信じていますので,皆様も我々SPROUTメンバー同様にSPROUTの声を聞くのを楽しみにしていてください!
明日はSPROUTの運用試験について修士2年角川が紹介します!
SPROUT CDH班 Mita