【打ち上げまであと9日です!】

 みなさま、こんにちは。SPROUTの打ち上げまで残り一桁になりました。学部4年の山口です。
 SPROUTマスターになろう! 地上局ソフトウェア二日目です。本日は、「アップリンク/ダウンリンクソフト」について説明していこうと思います。このソフトは大きく2つのパートに分けることができます。(ソフトとしては一つのソフトです)

①アップリンクパート
 アップリンクパートでは、SPROUTにコマンドを送るために、アップリンクコマンドフォーマットに則りアップリンクコマンドを作成、送信設定するとができます。

アップリンクパートUI


②ダウンリンクパート
 ダウンリンクパートでの役割は大きく分けて2つあり、
a) ダウンリンクした生データをデータベースにて解析をかけるために保存をする
b)衛星の状態を一目でわかるように簡易的に、生データをダウンリンクフォーマットに則り解析、表示をする。
 となっています。

ダウンリンクパートUI


地上局ソフトウェア作成では、良いソフトとは何かを考え、次の3つの点に留意して開発を行いました。

 ①管理性が高いものであること
  SPROUTの運用は今後数年間にわたって行われます。自分たちが卒業した後に、ソフトウェアのアップグレードや修正を行う際に、第三者がコードを見た時に理解しやすければいけなく、そのため、本ソフトはオブジェクト指向を持つ言語(WPF後述)を使用して開発を行いました。

 ②使いやすいUIをユーザに提供すること
  使いやすいUIとは何かとは非常に難しい問題ですが、本ソフトは、次の3つの点にうついて念頭に置きUIのデザインを行いました。
 a)なるべく一つのwindowでソフトを完結させ、シンプルに。
 b)UIに一貫性を持たせる。
 c)ダウンリンクパートは、設定以外ユーザの操作を必要としない。(つまりほぼ自動)

 ③汎用性の高いものであること
アップリンクでは今後機能が拡張される可能性があります。そこで、拡張性を見越すようなデザインを行いました。
 また、シリアル通信をする際のCOMポートの自動取得や、ハンドシェイクの値を変えられるために、条件を満たせばどのPCでも使用することが可能です。
 
アップリンク/ダウンリンクソフトは、WPF(Windows Presentation Foundation)というUIを作成するXAML言語と、ロジック部を作成するC#から成る言語を使用し、エディタは、マイクロソフト社が提供しているWindows Visual Studio 2012を使用して開発を行いました。今後ARS(Armature Radio Service用のアップリンクソフト、ダウンリンクソフトを公開する予定です。

明日は、地上局最終回「データベースソフトウェア」について、修士2年の藤原が説明します。