こんにちは.
修士1年の丸木です.

去年卒業された嶋崎さん,村田さんと共に,昨年,無重力実験コンテストに参加したのですが,先日その報告会がありました.ちなみに,実験の主なテーマはSPROUTの膜面展開です.(実験スペースが限られていて,小さなモデルでの膜面展開でした.)

報告会は2回ありまして,マイクログラビティ応用学会in姫路,APRSAFin日本科学未来館館ということで,自分にとって,前者は初めてのポスターセッション,後者は初めての英語による口頭発表であり,しかも2つの報告会の間は1週間ということで…緊張感と危機感との闘いでした.
マイクログラビティ応用学会ではポスターセッション形式の発表で,宇宙飛行士の毛利さんにも見て頂きました!

イーグレ姫路ポスターセッション

今回のポスターセッションでは,SPROUTの膜面展開のように構造物を扱った研究は少なく,主には微小重力下での結晶の精製の成果やその製法の技術向上に関することが多かった印象でした.また,「きぼう」日本実験棟を用いた実験結果を発表しているところなどがありました.

そして,空き時間を使い姫路城や隣接する庭園を散策しました.お城は残念ながら工事中ということで,本丸の中には入れませんでしたが,庭園の方はちょうど紅葉のシーズンだったため,見事な景色を見ることができました.こういう景色って今までちゃんと見たことがなかったので,正直CGなのかと思ってました...

姫路城

姫路城西の丸

好古園

続いて,APRSAFでの発表についてご報告なのですが,その前にAPRSAFとは…the Asia-Pacific Regional Space Agency Forumの略で,その名のごとくアジア地域内での宇宙開発に関する取り組みや,国家間での協力した成果の発表が行われていました.
そのため,周りが外国の方ばかりで,受付からすでに冷や汗モノでした.僕の口頭発表のセッションは教育に関するセッションでした.先程のマイクログラビティ応用学会でも取り上げられていたのですが,微小重力実験を教育の目的にも活用していこうという狙いがあるようです.そのため,発表内容に関して鋭い質問が飛んでくるということは無く,暖かな視線に見守られながら?の発表でした.
そのセッションの発表っであったのは,教育に用いる教材の話として,ローバーのキットの売り込みや,地球や月の大きさを模型を使って体感できるような授業の例がありました.他にも,自国の宇宙開発に関するPVを流している方や,web上で季節ごとの太陽と地球の位置関係などを遊んで学べるツールの紹介など,様々な発表が行われていました.

APRSAF受付教育セッション

また発表の日はちょうどはやぶさ2の打ち上げで,開催地が科学未来館ということもあり,パブリックビューイングが開催されていました.打ち上げの延期がこのような形で影響してくるとは…

はやぶさ2打ち上げパブリックビューイング

そしてAPRSAFが終わると,その週の土曜日には日本大学理工学部の学術講演会がありました.発表内容はSPROUTの運用状況ということで,おおよそのパワポはあったのですが,こちらも含めて大変な2週間となりました.
 去年の無重力実験コンテストから思えば,本当に貴重な経験をたくさんできました.僕を誘ってくれた嶋崎さん,村田さんには大変感謝しております.


ここまで長文にお付き合いくださり,誠にありがとうございます.
次回のスプログはM2の藤原さん,よろしくお願いします.