相乗りの方々
今日の相乗りのワークショップは,皆さん,控えめだけど,そそれなりに忌憚の無い意見を述べられていらっしゃいましたね.やっぱり,相乗りといえば安全審査,っていうくらい,どうしても安全審査の話に傾いてしまうわけですが,実際,JAXAさんと大学とで相乗りの安全審査の方法論とかをまじめに研究してもいいんじゃないかなあと...

「なぜロシアのDNEPR相乗りやインドのPSLV相乗りがあんなに楽なのか」,これは,もちろん,文化の違いも大きいし,日本のやり方自体は,基本的にはいいやり方だろうと思います.が,根本的に異なる部分がいくつかあって,そこをきちんと整理した上で独自の方法論を考えてゆかないと,「さすが,日本だね」って言われるようなレベルには達しないのではないか,ってことは皆さん,重々承知しているのではないかと思うのですが,なかなか...ね.

で,こちらとしては,2011年に相乗りはあるのか?ってのが気になる部分であり,JAXA相乗りに手を挙げたいと思いつつも(もちろん,手を挙げたからといって,選定されるかどうかはわかりませんが),打ち上げがはっきりしないことには,お金が高くても,インドでの打ち上げに絞る方がよいか,と迷ってしまうわけですね(ちなみに,2011年には水循環変動観測衛星GCOM-W1の打ち上げが計画されてますね.高度700km,LTANが13:30の極軌道ですか.完璧ですねえ).

シンポジウム自体は,ISAS/JAXAの今村先生のPLANET-Cのお話が面白かったですね.今まで,なぜかPLANET-C関連の講演は聴いたことがなかったので,どういう探査機なんだろうかと思っていたのですが,super rotationとか,雷とか,90気圧のCO2大気とか,硫酸の雲とか,なんか,すごく面白そうです(今村先生の話し方自体が,冷静で控えめでキレがあって,ちょっと刺激的でした).PLANET-C打ち上げにはIKAROSも相乗りするし,来年夏が本当に楽しみです.
今村先生

URL:http://forth.aero.cst.nihon-u.ac.jp/d/index.php?blogid=1&archive=2009-11-9