昔,後輩から「○○さんって,小さなラッキーが多いですよねえ」って言われたことがあります.あまりにもどうでもよいようなこと(例えば,エレベータに乗ろうとしたら,ちょうどエレベータが来たところだった,とか)で,いちいち「ラッキー」という言葉を発していたので,多分,後輩君は「やれやれ」って感じで言ったのではないかと.でも,まあ,ラッキーはラッキーということで...

「Web2.0,docomo2.0ときたら,次はNEDA2.0でしょう」とか何とか言って,ARLISSのちょっと前からぼちぼちと作り始めたNEDA2.0でしたが,全然うまくいかず,ARLISSの時にもひたすらホテルの部屋にこもって,あまり寝ないでやってもダメで,「ああ,もう焼きが回ったなあ」と感じで... さすがにここ一週間は泣きたい気分でしたが,結局,最後はあまりにも下らないミス(並列化の関数の使い方を間違っていただけだった...)がわかって,思わず「ラッキー」とつぶやいてしまった自分の小市民さが悲しくもあり,あほらしくもあり,といったところで...

最近の科学技術計算の世界は,クラスターとかグリッドとかクラウドとか,ひたすら並列化を突き進んでいますし,ソーラーセイルの解析も計算時間の壁がのしかかってきていたので,「ちょっとやってみますかね」ってくらいの気分で始めたNEDA2.0計画でしたが,この一ヶ月間は久しぶりにちょっと勉強させてもらったなあという感じでしょうか.まあ,本当なら,お金を払ってプロのプログラマにプログラムを作ってもらった方がよいのでしょうが,そこまでのお金のない研究者にとっては,プログラミングも自前でやるしかないと...とは言え,適当に組んだプログラムでも3倍くらいの計算速度になる(理想的には4倍になるはずですが,もろもろオーバーヘッドがあるので,今のプログラムでは3倍がやっと)のは,結構嬉しいもので(これもまた,ちっちゃな喜びって感じですが,後はCPU数に合わせて並列数を増やすだけだと思うと,ちょっと嬉しいかなと).

で,研究室メンバーにこのちっちゃな喜びを伝えたい,ついでに飲みにでも行こうか,とかって思って隣の部屋に行ってみると,今日はとっても広々とした部屋になっており...まあ,人生だいたいこんなもんです.
閑散

ということで,これからも一歩一歩前へ前へ,って感じでしょうか(forthってやつですね).

URL:http://forth.aero.cst.nihon-u.ac.jp/d/index.php?blogid=1&archive=2008-10-4