今日は大学院の第三期の入試が駿河台であり,これで大学院は終わりで,あとは学部のセンター試験を利用した入試の第二期ぐらいですかね.来年度はどんな1年生が入学してきてくれるか,楽しみです.

【SIMPLE】

さて,宇宙ステーションのJEM曝露部に取り付けられたMCEの実験装置の一つであるSIMPLEが,インフレータブルマストの伸展に成功したのが2012年の8月17日でした.

そう.夏でしたねえ.夜中までみんなで運用室にいた記憶があります.ブログでも書いてましたね.懐かしい.

その後,2年間の運用を経て,去年,定常運用が終了したわけですが,SIMPLE開発/運用チームが,3月27日に日本機械学会宇宙工学部門の「一般表彰スペースフロンティア」という賞をいただくことになり,頑張ってくださったリーダーの東大・青木先生やウェルリサーチさん,サカセ・アドテックさん,室蘭工大・樋口先生,東工大・古谷先生をはじめ,チームの皆さんの苦労が報われて,よかったなあと.

SIMPLEの狙いはデモンストレーションにあったわけで,本当は,「次は実利用,あるいは,将来の大型ミッションに向けた,より高度な技術の実証」というフェーズに移行していないといけないはずなのですが,なかなか道を拓けず,すみません,という感じです・・・

昨日のISAS/JAXAの超小型衛星リサーチ・グループの会合に出ていて,いろいろ考えていましたが,ふと,SIMPLEの次のステップが気になり始め・・・

SIMPLEで実証した軌道上で部材を自動で組むというのは面白い技術ですし,例えば,100kg未満の超小型衛星に搭載して,先端に質量の大きい観測機器を付けて10m伸ばす,というようなミッションには使えそうな技術のはずなんですよね.もちろん,メカの部分をもっと軽く,もっと小さくしないといけないんですが,何かできるはず,というモヤモヤとした気分です(誰かと議論したいなあ).