さっき,静岡大の有田先生が来て,いま,B4部屋で山﨑先生とHEPTA-Satの話をしてますね。静岡大でも人材育成にHEPTA-Satか,あるいは,同様のものを使おうか,って感じですかね?
【解説中】

HEPTA-Satは,山﨑先生イチオシの人材育成ツールで,スタートした頃は,UNISECの文科省プロジェクトでのハンズオン授業で使ったり,この学科の授業で使ったり,ガーナのAll Nations University College(ANUC)での研修に使ったり(ANUCは九工大のBIRDSプロジェクトに参加して,宇宙ステーションからCubeSatを放出します),って感じでしたが,その後,海外の研究者・技術者の方々が日本に来て衛星関係の研修をする際に,その一環として使ったり,衛星工房で使ったり,日本機械学会宇宙工学部門の実践セミナーで使ったり,科学未来館で中高生の皆さんに教えたり,Maker Faire Tokyo 2016に出展したり,ARMのUniversity Programに使ったりと,いろいろ発展してきてます。この前は,フランスのCNESの方に教えてましたし,次は9月にCLTPで使いますしねえ。

それに加えて,UNISECの文科省プロジェクトの出前授業で使っていることもあり,今では高専の授業等でも使っていただけるようになりましたし,拡がっていけばなあという感じです。もちろん,山﨑先生は,もっと違うことを狙っているかもしれませんが。

実際,HEPTA-Satを使って,(超)短期間で,衛星関係の工学の基礎の部分や衛星開発のポイントを理解することで,衛星開発(あるいは,衛星に限らず,システム開発)をより早く,よりいい形でスタートを切れれば,スピーディーな開発につながるのではないかなあと。今はスピードが重要な時代だと思いますので,「じっくり(ゆっくり)勉強していきましょう」というよりは,「より早く,より深く考えられるようになりましょう」という感じなのではないかなあと思います。

そういう意味で,こういうツールを上手に使って,早くスタートを切るというのもいいのではないかなと(もちろん,一番大事なことは,自分で考えて,自分で何かを生み出すことだと思いますが)。

# ちなみに,CESS(新しい研究会)で重視しているのは,「勉強は大事だよね(できて当たり前だよね)」,「アジャイル的に何かを作って試しながら,いかに早く物事を進めていくか,“考える”,“結果を出す”,“上を目指す”ということがどういうことなのか,ってあたりを頭と体と心に刷り込んでいきましょうね」ってところかなと(自分も含めて)。